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令和6年度 トータルモビリティ工学科4年生「卒業研究発表会」開催

お知らせ
2025.02.05

令和7117日(金)、トータルモビリティ工学科4年生の卒業研究発表会が開催されました。

 今回は、卒業研究を行った二人の研究テーマや背景、制作の苦労、学んだことについてお話を聞きました。

 研究テーマ:現代風ライトフライヤー号におけるスケール模型の作成と飛行の試み

研究を始めたきっかけを卒業研究担当教員と談話している様子

 N.Mさん

「飛行機を作りたいという気持ちは入学時からあったのですが、風洞実験と組み合わせたら面白いのではないかと思い、研究テーマとして取り組むことにしました。」

 C.Mさん

「航空工学科に在籍しているからには、学んできた卒業研究を完結できるようなテーマに挑戦したいと考えました。その中で、飛行機を自作し、飛行試験を行うというテーマを選びました。」

 

N.MさんとC.Mさんは、素材の違いによる飛行データの比較模型を制作しました。
ゴム動力飛行機の制作(N.Mさん)
スケール機のプログラミングによるドローン制御の制作(C.Mさん)

 試作時の苦労

N.Mさん
「輪島に居た3年生から始めたのですが、道具や材料が揃わず、調達するのに苦労しました。何から手をつければいいのか分からず、まずは材料探しから始め、スケジュール管理も難しくなりました。特に、3Dプリンターを使った部品制作では、数値設定のミスで作り直しを何度も繰り返すことになりました。」

 

C.Mさん
「設計自体はスムーズに進みましたが、機体の制作に時間がかかりました。特に、スケジュール通りに作業を進めることが難しく、計画の見直しが必要になることも多かったです。ドローンの産業応用展示会に出席していたときに、東大鈴木真二教授からアドバイスをいただいたのが嬉しかったです、より学際的な視点で研究を進めることができました。」

 

研究を終えて感じたことを話している様子

N.Mさん
「研究を通じて手を動かして試行錯誤することの大切さを実感しました。社会に出たら即戦力として求められることが多いと思うので、この経験を活かしたいです。」

 

C.Mさん
「先生との距離が近く、専門的なことを学べる環境に恵まれていました。研究を進める中で、『やってみないと分からない』という場面が多くありましたが、試行錯誤を重ねながら解決していく力が身についたと思います。」

 

今後の進路について
• N.M
さん:株式会社SUBARU航空宇宙カンパニー   「航空機工場における生産管理」
• C.M
さん:東京国際エアカーゴターミナル株式会社  「国際航空貨物取扱業務」

 

お二人の今後の活躍が期待されます!

 

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