Greeting

学長あいさつ

学長あいさつ

本学園は、昭和7年に操縦士・整備士を養成する、わが国最大・最古の航空学校としてスタートしました。戦後、高等学校も併設され、航空に関する全ての職種について教育を行っています。

航空に関する仕事はすべての業務が人命に直結します。それゆえ全員がプロフェッショナルでなければなりません。誰一人として手を抜くことはできません。

安全運航に貢献し社会の役に立つ、人々の喜びにつなげる、そのような志が大切です。
皆さんは空への憧れや夢を抱いて入学します。それを経験豊富な教官達が、愛情と情熱を持って丁寧に指導し強い志に発展させ、空のプロフェッショナルの卵として社会に送り出します。

本校は2024年1月の能登半島地震の後、教育の拠点を東京青梅にも設け、能登空港との2か所で教育を継続しています。東京青梅と能登空港の充実した広大な学び舎で、知識教育と実践教育、そして人間教育を通じて大きく成長して下さい。

人生100年時代、あらゆる変化に対応し、自ら課題を見つけ解決していける能力を身に着けてもらいます。

地球規模でのヒトやモノの移動により、益々発展する航空業界の将来を支える若い力が求められています、さああなたもその一人です。

学長 埜口裕之

日本航空大学校の理念

日本航空学園で学ぶ日本人、外国人の学生、生徒をJ-shipで育みます。


【自由と規律】

航空機は大空を自由に飛ぶことができます。しかし、飛行するためには安全が最優先されなければなりません。このため厳しい規律に従い、整備士やパイロットは、安全運航に努めています。航空技術者としての誇りは、大空を自由に飛ぶために、最大の努力ができる不撓不屈の精神を持っていることです。己の精神と技術により、国を世界を支えていることにあります。規律は安全への第一歩、学生生徒が自由に夢を描き、語りながら、社会人としての礼節、そして、生き方を学びます。

【想像と創造】

想像しなければ創造出来ません。人間の行為は全て想像→行動→創造と進みます。想像は願望、要求であり出発点、計画、目的、目標です。生き甲斐を感じ充実した時間に満たされた自分を想像することにより、自分の精神が出来、創造活動が活発化し、魂が完成していきます。心の態度で成功が決まるのです。


【共感共創】

全国そして世界から集う学生生徒は一人一人が皆素晴らしい輝きを秘めた原石です。ダメだ、出来ないなどマイナスの言葉を全て一掃し、出来る、可能だ、好きだ、嬉しい、楽しい、美しいなどプラスの発想で心を磨きあげるのです。教職員も学生生徒も一緒になって学習やクラブにともに取り組み、行事を創り試合やコンテストにチャレンジし、喜びや成功を感じ、そして感謝して共に涙を流す人間的な心を育みます。

【健全性の育成】

健全とは心身共に健やかであることを意味していますが、健全な娯楽、健全な社会、健全な家庭、健全な学校があってはじめて健全な青年に育成されます。学校と保護者は協力し合い、外部からの感情や刺激による衝動により言動が支配されることなく、分別や筋道をわきまえ冷静さを忘れず自分と所属する集団が正しく保持できる状態を保てる公徳心と健全性を育みます。


【長所伸展】

人間は誰でも得意、不得意があります。これは個性です。不得手なものを解消することに囚われ過ぎると時間と労力がかかり却って自信喪失になります。得意なもの、好きなことを拡大することにより、短所はカバーされてしまいます。万人全て大いなる可能性と能力を秘めています。自己を信じることです。

【国際理解】

学園建学の地、山梨県甲斐キャンパスの万国旗掲揚塔に次の文章があります。
「大空は世界をつなぐ 友愛は平和を築く 海外から集いし若者達よ 全国から集いし若者達よ大地に立て空を舞え」


【目標に強く進む】

航空機は常に目的地に向い自差や偏差の修正を行い横風に流されず、向い風にも負けず、中間目標を捕捉しながら飛行し続ける強いパワーが必要なのです。そして着陸まで気を抜かず安全に留意するのです。学園は常に本物に触れ、体験しながら常に目的を忘れず意識し、目標に向い進むことを大切にしています。これが、学習することの基本となります。そして、最終目的を絵や写真のようにいつもイメージすることが大切です。

【強運となる】

気運を背負ってる人間には強いエネルギーがあります。そのエネルギーがさらに強い運を呼び込むのです。運気とはエネルギーです。引力のように其のエネルギーに引かれて幸運の女神はドアを開きます。成功を自分の力量と自惚れない、失敗を運や人のせいにしないで、全ての結果を絶対的肯定して感謝し、またチャレンジする度に運が強くなってパワフルな人生が歩めるのです。