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【対談】操縦科

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2025.05.07

パイロットという大きな夢まで、仲間と一緒に飛んでいく。

4年制と2年制の2コースがあり、資格の有無や個々のレベルに合わせた操縦訓練を実施。パイロットとして必要な知識・技術はもちろん、語学力や一般教養などを身につけ、国際社会に通用するスペシャリストを養成します。

谷相:私はエアラインのパイロットになることを目指してこの学校に入学しました。はじめて飛行機に乗ったのは小学校4年生の時で、無我夢中で窓から地上の景色を眺めたことを今でも鮮明に覚えています。

森内:飛行機は夢をくれる存在ですよね。私も物心がついた頃から飛行機が好きで、中学生の頃に放送されたパイロット訓練生のドラマが後押しになって日本航空学園に入りました。

谷相:先生も日本航空学園の卒業生なんですね。先生から見てこの学校の魅力はなんだと思いますか?

森内:まずはのと里山空港に学校があること、訓練で使用している飛行機がすぐそばにあること、FTD(飛行訓練装置)を持っていること。実践に必要な全てがキャンパス内に揃った環境で機長訓練を受けられるのはとても恵まれています。生徒と一緒にフライトをすると、この経験が生徒の将来につながっていくのを感じる瞬間があります。

谷相:私も、経験としての学びがごく身近にあるのが良さだと思います。毎日離着陸する飛行機を見ながら学べるのは自分の意識向上にもなっています。

森内:魅力をもう一つ挙げると、パイロットにはノンテクニカルな部分として人と人とのコミュニケーション能力がとても重要です。教官や同期、先輩後輩、寮の仲間と近しい距離で常にコミュニケーションを取り続けるこの環境に身を置くことが、日々訓練になっているのではないでしょうか。

谷相:教官と距離が近く、すぐに質問できるのも本当にありがたいです。高校時代の私は正直コミュニケーション能力が足りなかったのですが、最近ではようやくその能力がついてきました。パイロットは狭いコックピットで長時間過ごしますので、コミュニケーション能力は特に大切だと思います。

森内:谷相さんは今、何の勉強が一番面白いですか?

谷相:天気を学ぶことです。毎朝9時からウェザーブリーフィングを行い、良い点・悪い点を同期たちと共有しながら高め合っています。現在は事業用操縦士の資格を取るために天気も含めていろんなことを学んでいるのですが、その際にも周りと助け合いながら勉強に励んでいます。

森内:いいですね。パイロットになった後も定期的な訓練があり、また乗務する機種が変わるたびに新たな訓練や審査を受けることが求められます。乗り越えるべき挑戦の連続ですが、そんな時こそ仲間と協力して、支え合いながら乗り越えていってほしいと思います。

操縦科リーダー
森内 崇史

操縦科4年
高知県立高知農業高校 出身  谷相 航輝

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