大型ヘリコプター『シコルスキーS76』を保有しているため技能審査(実機)を学内で受けることができます。
大型機の航空整備士資格(学科・実機)を在学中に取得できるのは、全国で本校だけです!
「一等航空運航整備士」、「二等航空運航整備士」取得時に、ワンランク上の「基本技術Ⅱ」を取得します。
これにより、将来上位資格を取得する際に科目免除の対象となります。
指導教官が学生ひとり一人の実力を把握することで、きめ細やかな教育を実現しています。
航空機の安全を守る
プロの航空メカニック
航空機が安全に運航できるように整備・点検を行い、コンディションを整えるのが航空整備士です。
複雑な航空機メカニズムの専門家として豊富な知識を備え、空港の最前線で活躍しています。
整備業務の範囲はとても広く、エンジンや機体周り、コックピットの電子部品など、航空機に備わっているもの全てが整備対象です。
資 格 | 整備対象 | 業務内容 |
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一等航空整備士 | 大型機 (最大離陸重量 制限なし) |
ドック・ライン整備 |
一等航空運航整備士 | ライン整備 | |
二等航空整備士 | 中・小型機 (最大離陸重量 5.7t以下) |
ドック・ライン整備 |
二等航空運航整備士 | ライン整備 | |
航空工場整備士 | 航空機装備品 | ショップ整備 |
国家資格である航空整備士資格には、航空機の大きさや機種、そして整備業務の内容によって様々な種類があります。そのため、就職してからも様々な整備資格を取得していきます。
航空機に関する法律や、航空力学、航空機の構造などを学び、機体の点検や修理に必要な知識を基礎からしっかり身につけます。
2年次から3コースに分かれ、発動機実習や装備品実習などを行い、専門性を高めます。
資格取得コースでは実機での実習を通して、技能審査に備えます。全員合格を目指し、一致団結して取り組みます。
民間のヘリコプター運航会社はもちろん、防災航空機やドクターヘリなど官公庁のヘリコプター整備士としても就職します。さらに、基本航空機の整備の基礎である『基本技術Ⅱ』を学ぶため就職先はヘリコプターに限定されず、エアラインにも就職可能です。
就職後は、学科試験と基本技術が免除され、他機種の一等航空運航整備士の資格を実技試験のみで取得できます。その後、一等航空整備士の資格も短期間で取得可能。信頼される整備士を育てます。
大型機 | 日本国内で唯一、大型機を学校で所有。大勢のお客様を乗せることを考えて作られている大型機は、安全や快適性を考えたシステム等、小型機では学べないことが盛り沢山! |
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ジェット・ エンジン |
YS-11型機に使用されているエンジンは、空港で見かける旅客機のエンジンと同じ仕組み。ピストン・エンジンや小型ジェット・エンジンとは、構造や装備品も異なります。 |
基本技術 Ⅱ |
整備士の試験科目のひとつである「基本技術」。一等航空整備士等の資格を取得する際に必要な「基本技術Ⅱ」を取得することで、将来上位資格取得時に、基本技術の科目が一部免除となります。 |
在学中に取得!
学科(専門) | 演習/実習(専門) | 一般教科 | |
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1年次 |
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2年次 |
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3年次 |
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国土交通大臣指定航空従事者養成施設
航空教育をリードしてきた日本航空学園では、既に警察航空隊や防災ヘリコプタなど官公庁をはじめ、航空機使用事業などへ多くの卒業生を輩出しています。
在学中に取得!
学科(専門) | 演習/実習(専門) | 一般教科 | |
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1年次 |
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2年次 |
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3年次 |
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大型機で実習することで、大型機整備会社や航空機製造会社、重工業への道も広がります。航空業界はもちろん幅広い分野への就職が可能です。
学科(専門) | 演習/実習(専門) | 一般教科 | |
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1年次 |
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2年次 |
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3年次 |
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ヘリコプタの最大の特徴は、上空でホバリングができること、狭い場所でも離着陸ができることである。これを活用して海上、山岳地の人命救助、救急患者輸送、海上石油掘削の支援、上空からのテレビ報道・マラソン中継など昼夜を問わずあらゆる場面で活躍をしている。特に最近ではドクターヘリの出現により機内で救命医療が行われ、スピーディな対応で多くの人命を救うことができるようになった。この背景には複合材の開発、コンパクトで出力の大きいエンジン、GPSを使った3次元の位置情報システムがあげられる。最先端の技術を学ぶ事に喜びを感じてほしい。
航空整備科は、航空機を整備するために必要な国家資格の取得を目指す学科です。授業では、航空機はなぜ飛ぶことができるのか、その構造や使われている素材について学んでいます。この学校で学んでいて心強く感じるのは、実際に整備士として活躍されていた先生方から、たくさんの経験談を聞けるということです。頼もしい先生方や設備、同じ目標を持つ友人たちなど、目標を達成するために必要なものがすべて揃っていると思います。
整備科の魅力は経験豊富な先生方の丁寧かつ実践的な指導、国内で唯一在学中に大型機の整備資格を取得できる点にあると思います。一年生で航空機の基礎を学び、二年生からは機体を使用して実習を行いながらより専門的な知識を学びます。不明な点があっても、実際に機体を見ることで理解できることも多く、大型機を所有する本校の学習環境に満足しています。授業を通して、整備士に求められる知識・技術を養っていきたいと思います。
訓練課程は、養成課程に比べて実習が多く、機材や工具を使用して知識を深めるクラスです。さらに、機体の塗装や故障部分の修理など、実機を使った貴重な体験ができるのも特徴です。現在航空機のシステムやエンジンについて勉強しており、今後は電気や装備品などの専門的なスキルも身につける予定です。他の課程より比較的時間があるので、資格取得に力を注いだり、就職先をじっくり決めたりできるのはこの課程の良さでもあります。
二等航空運航整備士の資格を取得することを目標として日々頑張っています。授業では、ベル206Bの実機を教材として使用しています。最初はヘリコプターの知識がゼロでしたが、クラスの仲間と助け合い、一緒に勉強することで自然に知識がついてきました。また、先生と学生の仲がとてもよく、わからないところがあると理解するまで熱心に教えてくれます。実習では機体を点検したり、エンジンを分解したりして日々技術を磨いています。
ライセンスの取得率の高さと学ぶ環境が整っているということに惹かれ、入学しました。特に、一人で勉強するのが苦手な自分にとって、学生寮に入り、学友と切磋琢磨し合いながら互いに高められる環境はとても魅力的に感じました。今は、大型の機体整備の仕事に就き、覚えることも多く作業一つ一つは大変ですが緊張感を持ちつつも楽しく仕事を行なっています。採用試験では、なぜこの会社を選んだのか、この会社に入って何をしたいのかを熱量を持って伝えられたと思います。エアバスのヘリコプターで具体的にどの機体に思い入れがあるか、どんな作業をやりたいか、将来どんなビジョンを描いているのか明確な理由を持つことが採用につながったのではないかと思っています。
併設校の日本航空高等学校在学中に、日本航空大学校の設備を見学し、授業内容などの情報収集をしていました。知れば知るほど、自分の夢を叶えるため、専門的な知識を得るのにこれ以上最適な場所はないのではと思うようになりました。実際、入学してみて感じたことは、入学時に知識不足でも、専門的なことは全て学校で学んでいけばいいということ。自分の好奇心に素直に、身近にあるものが「なぜこのような仕組みなのか」「構造はどうなっていて、どのように動いているのか」など様々なことへの興味を持てば、勉強はスムーズに楽しくできるようになると思います。就活では、元気と学校で鍛えられた礼節、素直さと真面目さを武器に、ヘリ業界の動向についてしっかりと調べて挑みました。
国家資格である一等航空運航整備士を取得するために、放課後や休み時間でも仲間とYS-11を触り、楽しく勉強できたことがよい思い出です。現在は、一等航空整備士・確認主任者として主にドック整備に携わり航空機の定期点検や改修、不具合修復など様々な作業を行っています。ドック整備ではエンジンやランディングギアなどの大きな装備品を複数の作業者で交換する作業もあり、大変な作業ほど多くの仲間と達成感を共有する事ができ、やりがいを感じる毎日です。高校を含め6年間の寮生活で身につけた協調性が今の仕事にも活かされていると感じています。国家資格の勉強はとても大変ですが、仲間と協力し、たまには息抜きをしながら頑張ってください。
私は幼い頃から飛行機が大好きでした。日本航空大学校は大型機YS-11を保有しており、オープンキャンパスに参加した際、実際にこれを触り、整備してみたいと思い入学を決めました。JAL ECは点検整備やライン整備など全ての整備関係の業務を担っている企業のため、作業上での各整備担当者同士のコミュニケーションや交流が行い易く、色々なスキルやノウハウが構築され、自己の技術の向上ができると思われたので志望しました。好きなことをするのであれば大変な仕事であっても自分の気持ち次第だと思うので、意識を高めてやる気を出していけば乗り越えられると思います。そう考え私自身も楽しく日々過ごしています。やる気と勉強、挨拶を大切にしてください。
中学時代から本学園に入り、寮生活は最初大変でしたが、大学校の時は休日スタジオでバンド練習をしたり、金沢で映画を見たりと、とても楽しかったです。会社のことはテレビで知り、調べたら航空機の整備や修理など幅広く行っている会社だったので志望しました。就職活動では苦手な面接対策を先生や友達に協力してもらいました。現在、航空機の組立てや修理を担当し、契約している飛行機が来ると外部から内部まで全てに関わっています。昔からやりたかったことが出来ているのでとても楽しく、また防衛省の仕事などもあり、やりがいを感じています。学生時代は多くの人とコミュニケーションをとり、危険物取扱者などの工業系の資格取得にチャレンジしましょう。
航空整備士になる夢を叶えるため、いくつかの航空専門学校のオープンキャンパスに参加しました。その中で最も設備が整っていて、勉強に集中できる環境であると感じたことが入学の決め手でした。また、学生含めてすれ違う人全員が礼儀正しく挨拶してくださり、勉強以外の規律もしっかりしている印象も心に残りました。就活の面接では「JALで整備士になりたい」理由と熱意を面接官に伝えることができました。これも、先生方からの的確なアドバイスと繰り返し行なった練習のおかげだと思います。また、JALではクレペリン適性検査があり、苦手としていたので毎朝繰り返し訓練をしていました。そして何よりも大切なことは、いつでも周りの人への感謝の気持ちを忘れないことだと思います。
日本航空大学校の最初の印象は、キャンパス内にYS-11が3機もあるという驚きです。そしてオープンキャンパスに参加した時に学内のアットホームな雰囲気を肌で感じ、不安が和らぎました。また寮が学校の敷地内にあり通学時間に負担がなく、航空機整備の勉強をするにはすばらしい環境であると思い入学を決めました。現在私は羽田空港にあるANAの格納庫で航空機の定期点検や保守、不具合修復といった整備を行っています。また夜勤では空港のSPOT(駐機場)に出向き機体の整備を行っています。航空機整備はお客様と直に接する仕事ではありませんが、仲間と共に整備に携わった機体がお客様の安全と安心を保証しているとの自負があり、そこにやりがいを感じています。これからもより多くのお客様にANAを選んでいただけるように国家資格である一等航空整備士を取得し、仲間からも信頼される航空整備士を目指していきたいと考えています。
オープンキャンパスに行った時、先生方と学生との距離が近く、一人一人と向き合って進路を考えているという環境に惹かれ入学を決めました。また航空整備科は少人数で家族の様で、1つの目標を皆で目指しているという他の学校では味わえないところに惹かれました。ソラシドエアはアットホーム感があり、様々な作業と経験をすることで、自分自身成長できると思い志望しました。皆さんが素敵な笑顔で働いている姿がとても印象的で、自分の整備士像を見ているようで、ここで整備士として成長したいと思いました。現在は先輩と担当した便を送り出す時に、お客様が手を振り返してくれた時、一生懸命作業して良かったと心から思います。私は、能登で過ごした3年間が社会人になった今、とてもかけがえのないものだったと思っています。みなさんも、学生生活を思う存分楽しんでください。
日本航空大学校では、他の専門学校では保有していない機体が身近にあるので学びやすい環境だと思い、YS-11の一等航空運航整備士コースに魅力を感じ進学を決めました。現在、整備課に所属しており、主にH225、H135の整備作業をしています。出張作業の機会が多く、決められたスケジュールの中で作業を不具合なく完了出来た時に達成感や充実感があります。仕事は自分が進んでやれば任せてくれる環境で、やりがいを持つことが出来る、よい会社だと思います。学校で学んでいる教科も大事ですが、自分を表現できるものは何があるか、自分は何をしている時が一番楽しいか、など自分自身について考え学生時代にそれを一つでも多く見つけることが重要だと思います。
学生と教員が1つのチームとなり、全ての壁を一緒に乗り越えます。
国内唯一、大型機がある日本航空大学校が、皆さんのステージです。夢は叶えるものです。その為に我々整備士が、皆さんを徹底的にサポートします。学生と教員が1つのチームとなり、全ての壁を一緒に乗り越えます。資格を取るだけの教育はしません。その先を常に見据え、可能性が無限にある皆さんを全力で応援します。「何があっても絶対に諦めない」「仲間を決して見捨てない」この2つを航空教育を通じて学んで欲しいと思います。